店舗型クリーニング店と宅配クリーニング店との違いとは?
現代人は忙しく、その生活スタイルの変化に合わせて、クリーニングも進化を遂げてきました。
往来の店舗型クリーニングに加えて、今着々と成長してシェアを伸ばしているのが宅配クリーニングです。
今回は店舗型クリーニング店と宅配クリーニング店の違いを解説してみたいと思います。
店舗型クリーニング店の特徴とは?
まずは店舗型クリーニング店の特徴についてご説明します。
店舗型クリーニング店は、その名の通りお店までクリーニングしてもらいたいお洋服を自分で持ち込んで、店員さんと対面して注文をするという形になります。
お洋服の量が多かったり、お布団など重たいものの場合は持ち運びが大変です。
そういった点を考え、近頃は集配サービスを行っている店舗型のお店もありますよね。
またお店が混みあっている時は並ばなければいけませんし、店員さんが衣類を仕分けたり伝票記入をする時間もありますので、待ち時間がかかってしまいます。
これだけ見ると、店舗型クリーニング店を利用するメリットって何だろう?と思われるかもしれませんが、店舗型クリーニング店にもちゃんと立派なメリットがあるのです。
まず店舗型クリーニング店のメリットとしては、対面式なので店員さんに直接要望を伝えることができますし、万が一クリーニング過程でトラブルが起きてしまった際の対処も柔軟で迅速です。
店員さんと直接お話ができることで、自分のよく預けるジャンルのお洋服を覚えてもらえたり、常連さんになればちょっとしたサービスを受けられることもあるかもしれません。
また店舗型クリーニング店は宅配クリーニング店と違って送料がかからないので、料金が安くすむ傾向があるほか、店舗によっては激安店やサービスデーを設けているお店もあるので、お得にクリーニングできることもあります。
急いでクリーニングしてほしい時にも頼りになります。午前中に出せば、翌日17時以降に受け取れるお店や、当日仕上げも可能なお店もあります。
1点注意しなければいけないのが、営業時間と定休日。お店なので営業時間の時間に合わせて依頼し、取りに行く必要があります。定休日にも注意が必要です。出しに行った日が定休日だった、なんて経験がある人、実は結構います。事前に確認してから依頼しましょう。
宅配型クリーニング店の特徴とは?
宅配型クリーニングとはインターネットや電話・FAXで依頼をし、お洋服を自宅まで来てくれる集荷スタッフに手渡せば、クリーニングをして再び自宅に届けてくれるというサービスです。
インターネットで24時間受け付けている店舗もあるので、仕事の都合など店舗型クリーニング店の営業時間に間に合わない人や、お店が近くにないという人にはとても便利ですね。
またお店によっては保管サービスというものを行っていることも大きな特徴の一つで、オフシーズンの衣類を預かってくれるため、お家が狭くて保管場所がない場合などにも便利です。
宅配クリーニング店は、気軽で楽ちんという印象があり、とても便利なサービスではありますが、デメリットもあります。
まず店舗型クリーニング店と比べて、クリーニングが完了するまでに時間を要するということです。
店舗型では当日に仕上がるといったお店もありますが、宅配型の場合には配送の時間もかかりますので、どうしても時間を要してしまうのです。
また一点一点のクリーニング代はお安くても、結局そこに送料がプラスされてしまうため、まとめて沢山の量を出すならお得なのですが、数点など数が少ない場合には結果的に店舗型の方がリーズナブルになるという事もあります。
店舗型のクリーニング店では有料になるシミ抜きが、宅配クリーニング店では無料でしてくれるところも多くあります。
直接要望を伝えることができない分、1点1点丁寧にチェックしてくれるお店や、ほつれを直してくれるお店など、サービスが充実し、それがお店の個性となっていますので、宅配クリーニング店のサービスを比較してみるといいですね。
それぞれの特徴を理解して利用するのがおすすめ
店舗型クリーニング店と宅配型クリーニング店、それぞれの特徴はお分かりいただけたと思います。
店舗型・宅配型それぞれにメリットもデメリットもありますので、どちらが良いと一概に言うことは難しいです。
それぞれの特徴を理解したうえで、クリーニングの速さを重視するのであれば店舗型、とにかく便利で手軽にクリーニングを利用したいという人は宅配型など、こだわりや生活リズムなどに合わせてサービスを上手に使い分けることで、より一層便利にクリーニングを利用できると思います。