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タオルケットは洗濯前の下処理が大切。清潔に肌触りよく洗うコツ

寝苦しい夏の夜や、ちょっとお昼寝するときに重宝するアイテム、タオルケット。

どのご家庭にも一枚はあると思いますが、皆さんはタオルケットをどのように洗っていますか? 

実は、洗い方の"コツ"が意外と必要なアイテムなんです。よく使う寝具だからこそ、正しいお洗濯の方法を身につけておきたいですね。
早速、みていきましょう。

そのタオルケット、水洗いできる?

まずは、お家にあるタオルケットが自宅で洗えるかどうかを確認しましょう。

裏地に付いている、洗濯表示を確認します。洗面器のようなイラストにバツ印がついていなければ、水洗い"可"、すなわち自宅で洗えるということです。

まれに水洗い"不可"のタオルケットがありますので、注意してくださいね。

洗剤は、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)がおすすめです。 タオルケットは「大きいバスタオル」のように思われがちですが、あくまでも寝具ですので、本来はクリーニング屋さんに出してもいいくらいに素材はデリケートです。

大切に使い続けるためにも、おしゃれ着用洗剤でやさしく洗い上げましょう。

タオルケットの目立つ汚れは下洗いしよう

洗濯機で洗う前に、目立つ汚れは下処理をしましょう。全体をチェックしてみて、汚れがひどい部分がないか探してみてください。

タオルケットは、特に肩口部分が汚れやすいです。寝ている間の汗や皮脂、よだれなどが黄ばみや黒ずみの原因となるのですね。 また、その部分は二重になっていて厚みもあるので、汚れが落ちにくいです。なおさら下処理をするといいでしょう。

方法は、タライや洗面台に40~50℃のお湯を溜め、汚れに直接洗剤をたらしたら、お湯で濡らしながらもみもみと洗います。 それでも落ちないときは、粉末タイプの酸素系漂白剤をお湯に溶かし、しばらくつけ置きするのもおすすめですよ。

大型のタオルケットは洗濯ネットに入れよう

下処理が終わったら、洗濯機で洗います。 子供用のタオルケットなど、薄手で小さいタイプは標準コースで洗ってしまってOKですが、 毛布タオルケットなどの大きいタイプは、洗濯ネットを活用しましょう。

適当に入れてはいけません。まずは、タオルケットをジャバラ状にたたみます。 そのとき、「頭」と「足」の部分が同じ方向にくるようにしてくださいね。その2か所は汚れが多いので、同じ方向にまとめたいのです。 そして、たたんで細長くなったタオルケットをくるくるとロール状に丸めます。

そうして作った「タオルケット・イン・洗濯ネット」を洗濯槽に入れるときは、先ほどの"汚れが多い方"を下にしてくださいね。 洗濯槽は下の方が洗浄力が強いので、より効率の良い汚れ落ちが期待できますよ。

タオルケットは毛布コースで洗おう

毛布タオルケットなどの大きいタイプは、「毛布コース(大物洗いコース)」で洗いましょう。

毛布コースは、ハネの回転が控えめな代わりに、洗濯槽を回転させたりドラムを揺らして洗うため、大型の洗濯物を洗うのに適しています。 枕や座布団などにも使えるコースといえますね。

標準コースよりも、たくさんの水と時間をかけてじっくりと洗い上げるので、厚手のタオルケットでも安心ですよ。

注水して、ある程度水がたまってきたら、隙間からおしゃれ着用洗剤を入れましょう。白さを出したかったら、漂白剤を入れてもかまいません。 もちろん、ふわふわの肌触りにするため、柔軟剤もお忘れなく。

タオルケットは浮いてくる! 

一回止めて押し込もう ここで、タオルケット洗いならではのポイントをご紹介します。

「洗い」が始まって少し経ったら、途中で洗濯機のフタを開け、ぐっぐっぐっと5~6回押し込んでください。 そうしないと、タオルケットは浮きやすいので、水に浸かれない部分ができてしまいます。

全体が均等に洗えないと、汚れ落ちや肌触りにもバラつきが出てしまうので、ぜひ気をつけてくださいね。

まとめ

いかがでしたか? タオルケットは、肌に直接触れる寝具だからこそ、いつでも清潔に保ちたいですよね。 大切なのは、洗濯前のいくつかの下処理でした。ぜひ今年の夏は、いつもと一味違うタオルケット洗いを頑張ってみてくださいね。

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