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洗ってるのになぜ?タオルの黒ずみやニオイの原因と3つの取り方

トイレや洗面台にかけている手拭きタオルの黒ずみや、バスタオルの嫌~なニオイに、困った経験はありませんか? 

しかも、それってなかなかお洗濯で落ちないんですよね。

何度洗ってもキレイにならないと、気分が沈んでしまいますよね。

実は、そんなタオルの黒ずみやニオイを取る、とっておきの方法があるんです! 

しかも自宅でカンタンにできますよ。

お気に入りのタオルを処分してしまう前に、これからご紹介する方法をぜひためしてみてください。

タオルの黒ずみやニオイの原因とは

そもそも、黒ずみやニオイの原因は何か知っていますか?

黒ずみは「皮脂などが混じった手垢の残留物」、ニオイは「雑菌のフン」が原因のことが多いです。

いずれも、手抜きタオルや汗ふきタオルのように "使用したあとにそのまま放置する時間が長い衣類" に起こりやすいトラブルですよね。

汚れを放置する時間が長いと、洗う前に汚れが固まってしまったり、雑菌が大量に繁殖してしまったりします。

それらは残念ながら、普通の洗濯では落ちません。一体どうすれば、黒ずみやニオイが取れるのでしょうか。

解決策は、3段階あります。

解決方法1 水温を上げて洗う

まずは「水温を上げて洗う」ことをためしてみましょう。水温が上がると洗剤の効果が高まるので、汚れが落ちやすくなります。

具体的には、洗濯機に注水する蛇口を「水」か「お湯」かで選べるタイプなら、「お湯」を。

もしくは、洗濯機の設定でお湯の温度を変えられるタイプもありますので、そのタイプなら水温を40℃~に設定してみましょう。

なお、いずれにしても「すすぎ」だけは水のほうがいいですよ。「すすぎ」をお湯でやってしまうと、洗い上がりがしわしわになってしまいます。

解決方法2 粉末タイプの酸素系漂白剤にひたす

解決方法1で黒ずみやニオイがとれなかったら、次にためしてほしいのは「酸素系漂白剤」です。

なんだか聞き慣れない、難しい名前の漂白剤が登場したぞ、と思われるかもしれませんが、おそらく皆さんのお宅にある漂白剤も、この「酸素系漂白剤」だと思います。

酸素系漂白剤には、液体タイプと粉末タイプの2種類がありますので、今回は粉末タイプをご用意ください。

一般的に、液体よりも粉末のほうが漂白力や洗浄力は高くなります。

方法は次のとおりです。

1 40~50℃の熱いお湯(5リットル)を洗面器などに用意する
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2 そこに酸素系漂白剤(20グラム)を入れ、よく溶かす
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3 問題のタオルをひたして、そのまま30分~2時間ほど放置する
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4 お湯が冷めたころに取り出し、よく絞る

黄ばみや黒ずみの汚れは、酸素系漂白剤の得意分野。その漂白パワーが最も発揮される環境が、「熱湯」なのです。

また、酸素系漂白剤には殺菌効果もあるので、同時にニオイの元も取り払ってくれますよ。

解決方法3 蛍光増白剤入り洗剤を使う

最後の手段は、「蛍光増白剤入り洗剤」を使うこと。これは、黒ずみやニオイに対する最終手段ともいえます。

先ほどの酸素系漂白剤に続いてまたまた難しい名前が出てきましたが、「蛍光増白剤」が入っている洗剤はドラッグストアなどでも普通に売られています。

ボトルの成分表に書かれていますので、確認してみてくださいね。ちなみに蛍光増白剤入り洗剤は、粉末タイプのみとなります。

蛍光増白剤は染料の一種です。そのため、白いタオルはワントーン白くなります。イメージとしては、白い壁に白いペンキを塗るようなかんじですね。

したがって、色落ちしやすいタオルに使うことができません

白いタオル限定の最終手段になります。(もはや色が落ちてもかまわない!という場合は大丈夫です)

黒ずみやニオイを予防する方法は?

ここまで、タオルについてしまった黒ずみやニオイを取る方法をご紹介してきましたが、一番大切なのは予防をすることです。

つまり、黒ずみやニオイがつかないようにすること。

まずは普段から水温を上げて洗濯すること!

特に手拭きタオルを洗濯する際は心がけたいですね。まだ黒ずみができていないとしても、温かい水で汚れを完璧に落とすことが重要です。

濡れたタオルはすぐ洗うこと!

水や汗は雑菌の大好物です。雑菌はニオイの元。なので、使ったら洗う、洗ったら素早く干す! を心がけてみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか? 黒ずみやニオイは、いくつかの工夫で解決できそうですね。皆さんのお気に入りのタオルが、美しく生き返ることを願っております!

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