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たかが生乾き臭と思っていたが…

49歳、主婦歴26年。

つい最近仕事を辞め、現在はしばし専業主婦の状態です。

仕事をしている頃は主婦業も手を抜きがちで、特に洗濯物は洗濯機に何も考えずにお任せ状態でした。

洗剤は、特売狙いで買ったもので特にこだわりもありません。

柔軟剤は頂き物がある時や気が向いた時にだけ使うくらい 

これは、その頃の出来事です。

ある時、中学生の息子の友達が二人遊びにきて、そのままうちに泊まることになりました。

夜、お風呂に入った後に使用済みバスタオルの数も多いので、その日のうちに洗濯を済ませようと、バスタオルを5枚、タオルを10枚くらいとTシャツを4、5枚、靴下5足をいつもどおりに洗濯機に入れて運転を始めました。

その日はいつもより、ちょっと量が多いので少し多めに洗剤を入れて始めました。

その頃の洗剤の使い方といえば、容器の側面に書いてある使用方法など一切見ることもありませんでした。

使う量も、洗濯機に洗濯ものがいっぱいならキャップになみなみ一杯、半分くらいの量なら半分くらいといった感じ、でかなりのアバウトな加減でした。

その日使った洗剤は、近くのスーパーの特売で買ったトップという商品でした。

洗濯が終わるとさすがに夜の時間でしたので、空いている部屋に洗濯物を広げて、扇風機を2時間ほどタイマーをかけて一晩おいていました。

翌日、うちに泊まった子どもたちが帰るので、洗濯ものを取り込みに部屋に行きました。

部屋中にタオルのすごい臭いが充満!

「あー、生乾きの臭いだ」

それまでも時々、子どもたちが「タオルが臭い」と言っていたのですが、雨の日に部屋に干していればそうなんじゃないかなというくらいにしか思っていませんでした。

どちらかというと、自分自身がそれほど気にするほどではなかったので、大げさだなと思って何も対処してなかったのです。

しかし、この大量の洗濯物を部屋に干したので、鈍感な私でもそれをはっきりと実感させられることになったのです。

子どもたちは朝食を済ませると、それぞれ自宅に帰ることになったのですが、いくら中学生の子どもとはいえ、さすがにこの洗濯物を持って帰らせるわけに行かず、もちろん、親御さんに対して恥ずかしいという思いもあって、もう一度洗濯しなおすことにしました。

子どもたちには、乾かないので明日届けると話しをして帰宅させました。

それから、生まれて初めて洗濯について真剣に考えました。

普段あまり使っていなかった柔軟剤、漂白剤を買い、洗剤も部屋干しすをる時のための専用のものを別に揃えました。

量もきちんと計らなくてはと考えました。ふと何気に洗濯機を見るとスイッチを入れると自動で洗濯物の量を教えてくれるのです。

それを洗剤のボトルの表と合わせると、必要量がちゃんと分かるようになっていることを初めて知りました。

もう、すでに20年以上主婦業をしているのにそんなことも知らずに、毎日家族の洗濯をやっていたことを改めて反省しました。

そして、生乾きの臭い、これは菌だということもその時初めて知りました。

この時の洗濯物の臭いも、明らかに生乾きの臭いでしたので、かなりの菌が繁殖してしまったのでしょう。

早くから、子どもたちに教えてもらっていたのに、聞き流してしまっていたことにもショックを受けることになりました。

洗剤の量をきちんと計り、漂白剤や柔軟剤も使うようになりました。

そして、干し方にもちゃんとコツがあって、早く乾くように袖の部分や、生地が重なりやすいところをなるべく広げて干したりします。

最近では、洗濯機自体のお掃除も定期的にするようになりました。

通販で洗濯機の臭いを取り、洗濯槽のカビの防止効果があるというヨウ素の商品を買い、使い始めました。

昨年は、除湿器も購入し、雨の日も気持ちの良い洗濯ができるようになりました。

一番良い効果を出したのがどれとは言い切れませんが、きっとそれぞれの正しい対策が菌を繁殖させずに、気持ちのよい仕上がりを作ってくれているのだと思います。

これからは気持ちのよいタオルや衣類で家族にも喜んでもらえるように続けていきたいです。

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