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臭い服に当たった日は1日中ブルー

うちの母は最高にズボラです。

専業主婦だったのですが、暇があれば昼寝をしており、暇を見つけて家事を徹底的にやるタイプでは無いので、家はいつも埃っぽかったです。

そういう母なので、洗濯も当然適当です。

臭いの原因、それは洗剤ではなく母のズボラにある

しわを伸ばさずに干すのが当たり前でしたし、朝ドラなんかに夢中になり、洗濯機で洗い終わった服を濡れたまま放置している事も多かったです。

そうすると、その間に洗濯したとはいえ雑菌の残った洗濯層内に放置ですから、徐々に雑菌が増えてしまいます。

そのくせ、節水なんかには一生懸命で、雑菌まみれのお風呂の残り湯で洗濯したりするものですから、この上部屋干しなんかした日には部屋も洗濯物も、あの独特の嫌~なクサイ臭いが染みついていました。

雑巾、下着、洋服、バスマット・・・なんでも問答無用で一緒くたに洗っていました。

せめてその後、よく日光が当たる様に干したり、高温のアイロンでもあててくれれば多少はマシになったのかもしれませんが
そういう事も全くしてくれず、臭いにおいのする服をうっかり選んで出かけてしまった日には一日中落ち着きませんでした。

「私が臭いんじゃない、洗濯物が臭いんだ!!」と叫びたい気分でしたが、叫んだところでクサイ服を着ている奴はクサイ奴認定ですので黙って耐えるしかありませんでした。酷過ぎるズボラは子供に対する臭いの虐待です。

洗濯している所を見た時、洗剤はしっかり入れていました。

今の様に香り付きの柔軟剤が充実していた時代ではありませんでしたので、洗剤のみでした。

それでも、臭わない家の子の衣類は、全く臭いませんでしたし、やはりうちの洗濯の仕方に問題があったのだと思います。

考えられる原因としては、
①残り湯を使っている(雑菌を増やす)
②洗濯放置時間が長い(雑菌が増殖)
③洗濯物を密集して干す(よく乾かない)
④生乾きで取り込む(雑菌増殖)
⑤アイロンをしない(殺菌が出来ていない)
⑥とどめの雨の日の部屋干し
⑦蓄積された雑菌と臭いはなかなか取れない

こういったところだと思います。

家事はその家族の運気も左右させる!?

現在、私は33歳の主婦になり、自分で服を洗濯する立場になりました。

面倒といえば面倒ですが、自分で衣類の管理が出来るという事はとても素晴らしいとも感じています。

子供の頃は、母親の用意する服が全てで、それを自分でどうのこうのする術も知識も全くありませんでしたから
服がクサかろうが何だろうが、母が洗濯した物を着るという選択肢しかなかったのです。

それが今では、服がクサイ→洗い直したり、アイロンをかけたり、洗濯方法をかえたり、洗剤をかえたり、
臭いやすくなってきたら新しい服を買うといった事まで、選択肢が広がり、それをする知識や技術やお金も手に入れました。

自分で対処できるってなんて素晴らしいのだろうと、つくづく思います。

それくらい臭い服というのは、周りを気にし、1日中「自分はにおうかもしれない」という恐怖の中過ごさなければならない
地獄アイテムだったと本気で思っています。

昔は浴室乾燥も家になかったですし、やたら電気代のかかる乾燥機しか無かったので仕方がなかったのかな、とは思います。

ですが、思春期に臭いにビクビクしながら過ごしていた自分に会えるなら、今すぐ慰めてあげたいくらい本当に嫌な思い出です。

幸い友人に恵まれた為、直接指摘を受けたりイジメられる事はありませんでしたが、あれはイジメられてもおかしくなかった様に
思います。

色々と思い出すと、家事をするっていう事は、その家族の運気をも支配出来るものなのだなと感じました。

昔の自分の嫌~な気持ちを胸に、自分の子供達には自分が味わった嫌で不安な気持ちにさせない様に
しっかりと服の臭いの対策をして、ビクビクせずに毎日気持ちよく過ごせる様にしてやりたいと、心から思いました。

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