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男は洗濯に無頓着?でも教えれば案外上手にする

30代後半、1児の母で会社員です。

独身時代から洗濯には、結構うるさい方でおしゃれ着には、専用の洗剤を使用して手洗いだったり、色が出そうな服は必ずほかの服と分けて選択するように心がけていました。

まだ新婚だったころ、洗濯をしてくれた夫に色移りしたことを言えなかった

結婚してからも洗濯は、私の担当だったのですが仕事が忙しく、帰りが深夜になることもしばしばありました。

当時アパート暮らしで、洗濯機がベランダに置いてあったこともあって夜中に洗濯をすると騒音で近所に迷惑になるので、夜中の洗濯をするわけにはいきませんでした。夫婦で通常洗濯をするのは、晴れている週末しかありませんでした。

今思うと、クリーニング業者やコインランドリー等を使うのも手だったかもしれません。プロに頼めば、私が気を使っている以上に仕上げてくれるとは思いますが、クリーニングや業者に下着を出す気にはやはりなれないし、車がなかったので出しに行くのも結構大変だったので自宅で洗濯をするしかありませんでした。

週末に雨が続いていたある日、わざわざ分けていたデリケート洗い用に分けていた下着、色の出る黒っぽい服、白っぽいセーター(カーディガン)を一気に主人に洗濯されました。節約の為に、お風呂の残り湯で洗ったらしく、まだ温かいうちに洗濯をしてくれていました。

その結果、ブラジャーのワイヤーは曲がるし、黒いっぽい服と一緒に洗濯された白の主人のシャツには、ピンクというか紫色の斑点模様が所々できていました。

そして、私のお気に入りのセーターは、主人のシャツと同じような紫色の斑点模様が付き、乾いたころにはだいぶ縮んでいました。もちろん、主人の事なので柔軟剤は使用していなかったので、なんとか無事だったのは、バスタオルとフェイスタオルと靴下とストッキングと主人のパジャマ用に使っているスウェットとハンカチ。そして私のブラジャー以外の下着。でも、ゴワゴワでカラッカラな手触りになっていました。

もうその時のショックやら怒りで、どうにかなりそうでした。私は、主人を怒鳴り散らしたい気持ちでいっぱいだったのですが、主人はなぜかご満悦で家事を手伝ってやった感全開で、『もう全部干してあるから大丈夫!!』と。さらに、『忙しそうな私の代わりに、先に帰ってきた俺が洗ってあげようと思って!』『どう?上手に干せてるやろ?』と何だか嬉しそうに話していて、新婚で思いっきり怒るわけにもいかず、とりあえず『ありがとう』とその場は言いました。

夫に洗濯の仕方を教え、安心して任せられるようになった

『なんで男ってこんなにも洗濯物の事を気にしないんだろうと?』モヤモヤする日が続いていました。今後、また同じ目に合わないように、主人に洗われることがないようにデリケートなおしゃれ着洗い用の物をや色物を隠し、こっそり洗うようになりました。

しばらくした朝、主人から言いにくそうに『下着とかちゃんと洗ってないでしょう?』と言われ変な目で見られました。きっと私は不潔な女だと思われたに違いありません。

そこで、正直に『実はね…』と、隠していたことやこっそりお風呂でデリケートなおしゃれ着を手洗いしていた事などを話しました。

主人は、不潔な女でないことにホッとしてはいましたが、私が主人に洗濯の事を言えずに下着等を隠していた原因が自分にあったんだと、少しショックを受けているように見えました。

夫婦で一生懸命働いて節約生活を続けていたはずなのに、紫色の斑点が出来た私のカーディガンと主人のシャツは、お互いペアルックで着る勇気がなかったのでその他と一緒に捨てるしかありませんでした。もう笑い話です。

その後、主人にも洗濯をしてもらえるようにおしゃれ着洗いの洗い方やズボンや干し方、洗剤の使い分け方等を教えて、お互い時間が開いているときに洗濯を任せられるようになりました。

今では主人の方が洗濯に凝っていて洗濯は主人の担当になりました。

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